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資金調達の2ヵ月前
調達するべき金額の把握および代替案の策定
調達金額はシリーズBのマイルストーンを達成するために必要な最低限の金額にするべきで、現状の数字の3~5倍が一般的です。調達するべき金額を把握するには、今後1~2年の支出予測を記した財務モデルを作成します。
資金調達できない場合の代替策を検討します。資金調達なしに黒字化またはブリッジローンでの資金調達は可能ですか?そうすることで成長を促進させ、投資家に強い印象を与え、将来のシリーズA資金調達の可能性を高めるための時間を十分に得ることができますか?資金調達とは、感情的にも不安定になりやすいプロセスですから、心の平穏を保つためにもプランBを用意しておくことは極めて重要です。
投資家向けマテリアルの作成
投資家との会話に基づいて、デッキにおける自社ビジネスに関するストーリーテリングを洗練させます。投資の重要要素や論理的根拠を明確かつ簡潔にまとめた投資メモを作成します。資金調達に関して自分をサポートしてくれる、様々な「アドバイザー」を探します。アドバイザー候補としては、シリーズAのリード投資家にはなれないが信頼のおける投資家や、シリーズA資金調達を成功させた創業者などが良いでしょう。こうした人々に、作成した投資家向けマテリアルに対するフィードバックをもらえないかお願いしてみましょう。
ピッチのブラッシュアップ
様々な「アドバイザー」を相手にピッチの演習をし、フィードバックをもらいながら、ピッチの練習を重ねます。
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資金調達の1ヵ月前
本コンテンツは Y Combinator の許可を得て FoundX が翻訳しています。
翻訳元: Y Combinator Series A Guide