シリーズA後

シリーズA

シリーズA資金調達に成功したとしても、最後の課題が1つ残っています。それは、「資金調達が目的ではないことを心に留めておく」ということです。シリーズA資金調達は成功を収めるスタートアップのライフサイクルにおける重要なマイルストーンであることは事実ですが、それは1つのマイルストーンにすぎません。マイルストーンは自分が何をするべきか、自分の行いは正しかったかを教えてくれるものではなく、少し前進したことを示すものにすぎません。

シリーズAで調達した資金は、成功の証ではなくツールです。ツールにより、優れたものが創造される場合もあれば、破壊される場合もあります。

創業者の中には、シリーズAをProduct/Market Fit到達前にバーンを確保するための言い訳にする人もいます。そういう創業者は企業を潰してしまうのが常です。また、企業を経営し意思決定に責任を負うのは、優秀に見える新たな投資家ではなく、自分たちであるという事実を見失う人もいます。そういう創業者は往々にして解雇されます。シリーズA資金調達後の失敗には非常に多くのパターンがあります。しかし、成功するための明確な方法も存在します。

成功を収める創業者はシリーズA後に歩みを止めず、シリーズBに向けた計画を立て始めます。どのようなスタッフを採用するべきか、何を作るべきか、新たな取締役会をどのように運営していくか、そして自分たちをどのように成長させていくかといった、大きな成長を遂げるために必要なことに関する明確な計画を策定します。それらの創業者は、現在のマイルストーンからIPOまで続く長い道のりを見通しています。私たちは既に創業者がこれらをうまく行うための教訓を体系化する作業に取り組み始めており、それを皆さんに披露できる日を楽しみにしております。

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謝辞

本コンテンツは Y Combinator の許可を得て FoundX が翻訳しています。
翻訳元: Y Combinator Series A Guide

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